中央会ニュース
中小企業組合(事業協同組合、企業組合、商工組合やこれらの組合の連合会)の事務局で働いている役職員の方が職務を遂行する上で必要な知識に関する試験を行い、試験合格者の中から一定の実務経験を持つ方に、中小企業組合士の称号を与える制度で、中小企業庁の後援、都道府県中小企業団体中央会の協力で実施しています。
いま、中小企業組合には、ガバナンスの充実が求められており、広く社会の信頼を高め、社会的責任を果たすには、組合運営の経験と専門知識を備えた人材が必要です。組合の業務を執行する役員、実務を担う職員の方々すべてに挑戦していただきたい資格です。
現在組合士は、全国で3,110名(平成27年6月1日現在)の中小企業組合士が登録されており、組合はもちろん中小企業団体中央会、商工中金等それぞれの分野において活躍しています。ぜひ、あなたのチャレンジを期待します。
〔試験日〕
平成27年12月6日(日) ※毎年、12月の第1週の日曜日に開催しております。
〔試験科目〕
「組合会計」「組合制度」「組合運営」 ※1つの科目でも合格すれば、その後3年間はその科目の受験が免除されます。
〔試験時間〕
・組合会計 10:00~12:00
・組合制度 13:00~14:20
・組合運営 14:40~16:00
〔試験会場〕
広島、他20都市
〔願書申込・受付期間〕
【願書配布】8月下旬~10月15日
【願書受付】9月 1日~10月15日
全国47の都道府県中小企業団体中央会及び全国中小企業団体中央会で願書を配布しております。
お住まいの県か勤務地の県の都道府県中小企業団体中央会へ直接お申し込み下さい。
〔参考図書〕
全国中小企業団体中央会で販売しております。
○平成27年度中小企業組合検定試験リーフレット【PDF】
※その他、詳しい試験情報については、全国中小企業団体中央会ホームページをご覧ください。
http://www.chuokai.or.jp/test/test.htm
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
なお、お申し込みの間に合わなかったお客様には、個別にご連絡いたします。
■開 催 場 所 広島オフィスセンター
■参加者人数 26名
■内容
広島県中小企業組合士会では、7月3日、広島オフィスセンターにて「平成27年度広島県中小企業組合士会通常総会」を開催しました。
総会に先立ち、永井会長より先日出席された全国中小企業組合士協会連合会通常総会の説明がなされ、組合士の認知度向上に向けての取り組みについて報告されました。
議案についてはいずれも原案通り可決され、第4号議案の「役員補充の件」では、商工組合中央金庫次長 丹野正義氏が副会長に就任されました。
また、永井会長より全国中小企業組合士協会連合会通常総会にて「協会運営功労者表彰」を受賞された広島食品工業団地協同組合 二藤徹氏の功績を紹介され、二藤氏からも受賞の報告がありました。
その後、今年度の中小企業組合士の認定対象者3名に対し、広島県中央会野北専務理事より認定証書の授与が行われました。
総会終了後、マツダスタジアムパーティフロアに場所を移し、懇親会が開催され、出席者は互いに積極的に情報交換を行うなど交流を深め、全日程を終了しました。
開会挨拶をする永井会長
■開催場所 福岡県博多市、東峰村
■参加人数 22名
■内容
広島県中小企業団体事務局代表者協議会(会長 広田一敏)は、7月15日からの2日間、「福岡県の先進組合の事例研究」をテーマとした現地訪問研究会(参加者22名、西部12名、東部10名)を開催しました。
福山駅・広島駅から、新幹線にて福岡県博多市に移動後、研修をスタートし、初めに櫛田神社を訪問。毎年7月1日から15日にかけて、福岡市博多区で行われる重要無形文化財「博多祇園山笠」の「山笠」が奉納された神社で、参加者は当研究会の安全を祈願し、最初の研修場所であるトヨタ自動車九州㈱宮田工場に移動しました。当工場は平成4年トヨタ自動車の国内第2の生産拠点として生産を開始、主にLEXUSブランドを生産しています。今回は工場内の組立ラインを見学し、燃料タンク装着から車内装備、ドア装着、完成後機能検査までの工程を視察しました。当工場は一ラインで多車種を生産する混入生産方式を採用しており、現場社員のアイデアを数多く取り入れ、生産性向上を図っています。現在は操業度90%以上で約6000人の社員が2交代で毎日1時間程度の残業を行っています。当工場の従業員の平均年齢は35才、女性職員の比率は4%余りと女性の少ない職場となっています。最新組立ラインの見学は叶いませんでしたが、多種多様の工夫が施された工場に参加者一同感銘を受けました。見学終了後は、ブロンズ製では世界最大と言われる釈迦涅槃像が建立されている「南蔵院」を訪問、その後福岡市内に移動し、造り酒屋にて博多の日本酒を味わいながら懇親を深め、1日目の日程を終了しました。
2日目は、福岡県の山間部で大分県境に近い東峰村にある小石原焼陶器協同組合を訪問。大田理事長より組合の歴史、手嶋事務局長より組合の概要について話を伺いました。当組合のある東峰村は、福岡市内から車で約1時間半の所にあり、基幹産業が陶器製造です。当組合の主な事業は、陶器の原材料となる陶土の共同生産や釉薬の共同購買、伝統産業会館の管理運営、展示会やイベント等の共同宣伝です。また、青年部活動も積極的に行っており、その効果もあって順調に後継者育成が進んでいるとの事でした。大田理事長は「当業界は村の基幹産業であることから、今後大きな成長は見込めないとは思うが、後継者も育ってきているので、組合活動を通じて地域振興を行いたい。」と抱負を述べられた。視察終了後、太宰府天満宮門前商店街を訪問し、当研究会の全日程を終了しました。
今回は国内最大規模の工場と伝統産業の取り組みについて研修を行い、参加者からも大いに参考になったとの声が多数聞かれました。また、視察中に韓国や中国からの多くの観光客を目にし、アジア圏観光客への対応は重要かつ喫緊の課題、との声も聞かれ、非常に有意義な研究会となりました。
トヨタ自動車九州(株)は主にLEXUSブランドを生産
福岡県の焼物伝統産業を視察
(平成27年法務省令第5号)が平成27年2月27日から施行されました。
商業登記規則の準用を規定する各種法人等登記規則第5条において、商業登記規則第61条6項及び第81条の2の
規定が準用されており、中小企業組合についても、印鑑提出者である代表理事の辞任の登記の申請書の添付書類の
改正が行われています。
今回の改正は、登記所における真実性担保のための手続や審査が必ずしも十分ではなく、商業登記を悪用した詐
欺等の犯罪を助長する結果になっているのではないかという犯罪抑止の観点から、申請書の添付書類やその押印
に関する規定の見直しが行われたものです。
今回の改正ポイント(株式会社の登記に係る)
① 取締役、監査役等の就任について(規則61条5項)
設立時や役員変更時の取締役及び監査役等の就任承諾書記載の住所を証明するため、もともと印鑑証明
書を添付する者以外は、住所を記載した取締役及び監査役等の就任承諾書に加え、住民票や印鑑証明書等の
証明書添付が必要となります。
② 代表取締役等の辞任について(※)(規則61条6項)
代表取締役や取締役等(法務局に印鑑届出している者のみ)の辞任の場合、原則、辞任届に実印の押印と印
鑑証明書添付も必要となります。ただし、届出印を辞任届に押印している場合は、印鑑証明書の添付を省略
することができます。
③ 役員氏名の旧姓の併記について(※)(規則81条の2)
役員の婚姻前の氏を申出により登記することができます。
この場合には、婚姻前の氏を証する書面(戸籍謄本等)を添付することが必要となります。
※②及び③については、中小企業組合及び一般社団法人をはじめ、他の法人の登記についても、同様の改正が行
われていますので、ご注意ください。
【お問い合わせ】
当会 組合担当まで (本所) TEL:082-228-0926
(福山支所) TEL:084-922-4258
■開 催 日 時 平成27年6月4日 16:00~
■開 催 場 所 アークホテル広島駅南3F(通常総会)、マツダスタジアム(懇親会)
■参加者人数 34名
■内 容
広島県中小企業団体青年中央会は、6月4日、アークホテル広島駅南にて、平成27年通常総会を開催した。
総会では、広島県中小企業団体青年中央会丸本修二会長(協同組合三菱広島協力会)の挨拶の後、議案の審議に入り、いずれも原案通り可決決定された。役員改選では、丸本会長が選出され、二期目となった。また、新役員は、理事18名、監事2名が選出された。(新役員一覧については下記を参照。)平成26年度事業では、「広島キッズシティ2014」への参画、組合青年部への助成事業を行なった。その他にも、「海外研修(ベトナム・ハノイ)」においては、JETROハノイ事務所、現地法人の工場を視察。2月には、湯﨑英彦広島県知事との「県知事を囲んでの集い」を開催し、年間を通じて各方面と密接な関係を築き、青年中央会会員の発展に寄与してきた。
青年中央会では、今後も組合青年部の若手経営者が集まる組織として、新しいアイデアを出し、行事を開催することとしている。
総会終了後は、場所をマツダスタジアムに移し、始めに、新たに選出された田崎副会長(協同組合三菱広島協力会)の挨拶、同じく新たに選出された田口副会長(広島県東部機械金属工業協同組合)の乾杯により懇親会が行われ、お互いの事業展開や情報交換を行うなど交流を深め、全日程を終了した。
■写 真
丸本会長挨拶
通常総会会場の様子
懇親会会場の様子
(マツダスタジアム)
■開 催 日 時 平成27年6月15日(月)午後3時~
■開 催 場 所 メルパルク広島 「平成」
■内 容
広島県中小企業団体中央会は、6月15日、メルパルク広島にて平成27年度通常総会を開催した。始めに、伊藤会長より開会の挨拶が行われたのち、各議案に対する審議が行われ、いずれも原案どおり承認可決された。なお、役員補欠選挙が行われ、理事4名が新たに就任された。
また、報告事項として、「中央会60周年記念事業」について説明を行った。
その後、引き続き、組合功労者、組合優秀事務局専従者の方々に対する中央会会長表彰の授与式が行われ、組合功労者5名、組合優秀事務局専従者5名について、伊藤会長から表彰状並びに記念品が授与された。
来賓としてご臨席いただいた、畑野浩朗 中国経済産業局長、中下善昭 広島県副知事、松井一實広島市長(代読:吉村紀一郎 広島市経済観光局次長)、平田修己 広島県議会議長、金井誠太 広島商工会議所副会頭、青木稔和 株式会社商工組合中央金庫広島支店長よりそれぞれ祝辞をいただき、次いで、ご臨席いただいた来賓の紹介及び祝電披露が行われた。
総会終了後、懇親会に入り、下原康充 広島県議会警察商工労働委員会委員長のご挨拶があった。その後、金田一弘雄日本銀行広島支店長の乾杯のご発声により懇親会が始まった。関係団体、関係金融機関の方々など多数のご来賓と参加者が懇親を深め、和やかな雰囲気の中、午後6時20分すぎに閉宴となり、全日程を終了した。
■写 真
広島県中央会 伊藤会長挨拶
通常総会の様子
組合功労者 中央会会長表彰
◎標的型攻撃メールの例と見分け方(IPA(独立行政法人 情報処理推進機構))
https://www.ipa.go.jp/files/000043331.pdf
※詳しくは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)ホームページをご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/
■事業の内容
①組合員である小企業者の経営基盤の強化や生産性の向上を目指した、既存の共同事業の改善や新たな事業開発のためのフィージビリティ・スタディ事業
②フィージビリティ・スタディの結果を具体化するための事業
■補助対象組合(以下のいずれかの要件を備えている小企業者組合)
①事業協同組合、商工組合及び商店街振興組合のうち、その直接又は間接の構成員の4分の3以上が小企業者(常時使用する従業員の数が5人(商業又はサービス業を主たる事業とする事業者については、2人(以下同じ))以下の会社及び個人)であるもの。
②事業協同小組合及び企業組合。
③協業組合であって、常時使用する従業員の数が5人以下のもの又は組合員の4分の3以上が協業実施直前において小企業者であったもの。
④事業協同組合連合会、商工組合連合会及び商店街振興組合連合会のうち、その会員組合の直接又は間接の構成員の総数のうち、4分の3以上が小企業者であるもの。
⑤前記①~④に掲げる組合以外の組合であって他の特別の法律に基づく組合にあっては、その直接又は間接の構成員の4分の3以上が小企業者であるもの。
■補助金額及び補助対象経費
・補助対象総額の2/3以内であって、1,200千円を限度とします。
・補助対象経費は、謝金、旅費、会議費、印刷費、原稿料、雑役務費、通信運搬費、消耗品費、借損料、委託費となります。
■公募期間
平成27年5月25日(月)~6月19日(金)
■応募先
広島県中小企業団体中央会
■補助事業期間
補助金の交付決定を受けた日から平成28年2月17日まで
■「公募要領」
https://www.chuokai-hiroshima.or.jp/news/150525koubo.pdf
■「応募様式」
https://www.chuokai-hiroshima.or.jp/news/150525koubo.doc
※公募要領、応募様式は暫定版のため、今後変更の可能性があります。正式版は確定次第、HPでお知らせいたします。
ご相談・お問い合せ 情報調査部 原田・正迫 TEL(082)228-0926
環境変化等に対応するため、単独では解決困難な諸テーマ(新たな活路開拓・付加価値の創造、既存事業分野の活力向上・新陳代謝、情報化の促進、技術・技能の継承、海外展開戦略、各種リスク対策等)について、中小企業が連携して改善・解決を目指すプロジェクトを支援します。
(本事業の支援対象とならない事業内容による申請が増えてきておりますので、ぜひ本会までご相談、もしくは応募説明会にご出席いただきますようお願い申し上げます。)
◎平成27年度第2回募集について
【支援対象者】
中小企業組合(事業協同組合、商工組合、企業組合等)、一般社団法人、共同出資組織(LLC、LLP)、任意グループなど
※特定非営利活動法人(NPO法人)、公益社団法人、一般・公益財団法人、3名以上の中小企業者が共同出資をしていない会社組織(株式会社等)等は支援の対象となっておりませんのでご注意ください。
【補助率】
補助対象経費の10分の6以内
【応募受付期間】
平成27年 5月20日~ 7月21日
(1)第1次締切:平成27年 6月22日【必着】
(2)第2次締切:平成27年 7月21日【必着】
※第1次締切までに応募された案件で基準を満たしたものから順次採択して、予算枠に達した時点で終了します。
※本事業の詳細につきましては、全国中央会ホームページをご覧ください。
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/27katsuro-project.htm
この助成金は、卸商業団地における施設の建て替えや新規立地への移転等の団地再整備(団地再整備事業)、各種 共同事業の再構築等による機能強化(共同事業機能強化事業)など、団地機能を向上させるために行う事業を実施するに当たって必要な調査研究、事業化調査、 基本計画・詳細計画策定、システム開発などの費用の一部を助成するものです。
●助成対象者
卸商業団地を形成する事業協同組合・同連合会で一定の要件を満たす者(※詳しくは、公募要領をご覧ください。)
●募集期間
平成27年4月10日(金)~5月11日(月)
●結果公表
6月下旬
※詳しくは、全国中小企業団体中央会ホームページをご覧ください。
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/27oroshi-josei20150410.html
■開 催 場 所 協同組合ベイタウン尾道
■参加者人数 21名
■内 容
広島県中小企業組合士会は、3月6日、協同組合ベイタウン尾道の視察研修を行いました。
初めに組合士会 永井会長による開会挨拶の後、ベイタウン尾道の蔦永専務理事より「活力ある開かれた街へ~卸団地高度化6年間のあゆみ~」と題して説明が行われました。
同組合は、尾道地域の中小卸売業など現86社で構成する卸団地であり、これまで共同冷凍倉庫や給油所などの共同施設の改修により、組合員の日常的な活動に利便を図ってきました。この度、組合員企業が将来を意識した活動を行える環境整備を目指し、「人と情報が行き交い活発な事業活動が行われる、開かれた街の形成」を街づくりビジョンとして掲げ、子育て支援施設などの公的施設を含む新しい組合会館を建設するまでに至りました。これらの一連の取組のほか、広島県から経営革新の認定を受けるなど、同組合では意欲的に組合事業に取り組んでいます。
座学研修終了後は、団地内及び完成前の新組合会館、共同冷凍倉庫を視察し、組合の取り組みを肌で感じることが出来る研修会となりました。
■開 催 日 平成27年3月10日(火)
■開 催 場 所 ホテルセンチュリー21広島
■参加者人数 73名
■内 容
広島県中央会では、ホテルセンチュリー21広島において、「平成26年度多角的連携推進事業」を開催しました。当日は、建築関連組合及び建築士、不動産企業等73名の出席があった。
今回の事業は、県内の中古住宅流通事情や空き家対策等「地域の住宅ニーズへの取り組みについて」をテーマとして実施。当日は、行政機関、建築関連団体からの講演、組合及び団体の事例発表、パネルディスカッションを行い、「地域の住宅ニーズ」へ取り組む新たな連携組織の立ち上げについて検討した。
研修会終了後には、交流会が開催され、参加者同士で活発な情報交換、交流が図られるなど、大いに盛り上がりを見せた。
■写 真
セミナー風景
有識者によるパネルディスカッション
■開 催 日 平成27年3月10日(火)
■開 催 場 所 広島県立総合体育館
■参加者人数 97名
■内 容
3月10日(火)、広島県立総合体育館において「不当要求防止責任者講習」を開催し、組合及び組合員で選任された不当要求防止責任者97名の方が出席されました。
講習では、(公財)暴力追放広島県民会議の前場氏進行のもと、広島県警察本部刑事部捜査第4課暴力団対策係 係長 濱本 邦宏氏より、暴力団排除活動の現状等についての講習が行われました。
また、(公財)暴力追放広島県民会議 次長 市原 正兼氏より「暴力団情勢と対応要領」について説明があり、「暴力団を恐れる必要はなく、まず相手の氏名と要求を聞き、速やかに警察や県民会議等へ相談してもらいたい。不当な要求を断ることに対してリスクはない。要求を出された段階で断ることが大切である。」と説明されました。
最後に、事業所に不当要求防止責任者選任事業所ステッカーと修了証の掲示をするよう説明があり、講習会を終了しました。
■写 真
昨年比で2倍の参加者が講習に参加された(広島県立総合体育館)
■開 催 日 平成27年2月13日(金)
■開 催 場 所 福山ニューキャッスルホテル
■参加者人数 20名
■内 容
福山ニューキャッスルホテルにおいて、去る2月13日(金)、広島県中小企業団体事務局代表者協議会の通常総会並びに講習会が開催され、20名が出席した。提出議案はいずれも原案のとおり承認可決されました。
講習会は、三井生命保険株式会社常務執行役員杉本整氏を講師に招聘、「今後の景気動向と経済情勢について」をテーマに講演会を行いました。当氏は三井生命保険の資金運用のセクションで活躍されており、アベノミクスの総括、2015年の日本経済、2015年の金融市場の3つの視点から講演がなされ、アベノミクス成功の鍵は第三の矢(成長戦略)、2015年の成長率は1%前後、年末の平均株価は20,000円、為替は1ドル=130円の予想が示されました。また、広島経済についても話があり、自動車を中心に製造業が円安による収益改善が見込めるとともに黒田投手の復帰により広島カープの優勝の期待が増大、それによる経済効果も大きいのではとのことでした。
大変短い時間ではあったが、指標を中心に講演され大変興味深い内容でした。講演終了後は、懇親会が開催され、和やかな雰囲気の中、全日程を予定どおり終了しました。
本年は福山ニューキャッスルホテルにて開催
●全国中央会ホームページ(試験合格者発表)
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/26kumiaishi-gokaku20150302.html
■開 催 日 時 平成27年2月7日(土)~10日(火)
■開 催 場 所 ベトナム・ハノイ
■参加者人数 15名
■内 容
第13回目となる今年度の海外研修は、ベトナム北部に位置する「ハノイ」を訪問しました。
ベトナムは中国を含めたASEAN諸国の中心に位置し、特にハノイにおいては中国華南エリアの玄関口として、近年、発展が続いています。安価な労働力だけではなく、親日的で穏やかな国民性が日系企業の安定操業の大きな礎となっており、今後の海外展開・ビジネスチャンスの拡大を図る上で魅力の溢れる国です。
ベトナム視察では、まずJETRO(日本貿易振興機構)ハノイ事務所を訪問し、川田所長より円安による対外投資の状況、対日・対中感情がビジネスへ与える影響や国内格差問題などについて説明を受け、参加者と意見交換を行いました。
続いて2006年(平成18年)ハノイに進出した美建ベトナム有限責任会社(生コンクリート・コンクリート二次製品の製造販売、従業員 105名、本社 広島県福山市)を訪問しました。高田社長より、ハノイでの投資許可取得から工場の立ち上げ、人材確保、販路開拓など、中小企業が海外進出する魅力や留意点について経験談をお聞かせいただき、合わせて工場内を視察しました。
最後に、住友商事株式会社が管理・運営する第一タンロン工業団地内のTOTOベトナム(便器、洗面器など衛生陶器の製造)を訪問。工場視察を行いながら、石川副社長に製造工程や独自の技術・人材育成等について説明を受けました。
ベトナムに進出している日系企業のハノイに対する満足度は非常に高い。本研修の参加者においては、海外事業展開において有望な投資先であることが、より一層実感したようでした。今後も青年中央会では、海外・県外の各方面への研修等を実施し、多様な連携を促進していく事としています。
■写 真
本研修に参加した組合青年部の皆様
海外展開について意見交換を行う(JETROハノイ事務所)
独自技術や社員教育等について学ぶ(TOTOベトナム)
ハノイ進出の経緯や魅力について語られる(美建ベトナム)
■ 開催場所 福山市市民参画センター(福山会場)、広島県情報プラザ(広島会場)
■ 参加人数 27名(福山会場)、44名(広島会場)
■ 内容
広島県中央会では、2月16日(月)に福山市市民参画センター、翌17日(火)に広島県情報プラザにおいて、管理者等講習会(組合会計)を開催しました。
当講習会は会員組合の事務局担当者を対象に、決算関係書類の作成の手続き及びその留意点等について、年度末の会計処理や組合決算書に対する理解を深める事を目的に毎年実施しています。
このたびは、広島、福山ともに藤原正税理士事務所 税理士 藤原 督士氏を講師にお迎えし、講習会を行いました。内容は、中小企業等協同組合法のポイントから剰余金処分案の作成、組合会計の特異点など、多岐に渡ってお り、組合士検定試験の試験問題等を元に説明が行われました。また、平成28年10月に予定されている消費税率10%への引上げや、本年1月に改正された相 続税及び贈与税についても触れ、具体例を交えて解説されました。講習会参加者は、組合会計処理のポイントや今後の動向について幅広く学ぶことができたよう でした。
白板で丁寧に解説する藤原氏
広島県情報プラザ(広島会場)
福山市市民参画センター(福山会場)
環境変化等に対応するため、単独では解決困難な諸テーマ(新たな活路開拓・付加価値の創造、既存事業分野の活力向上・新陳代謝、情報化の促進、技術・技能の継承、海外展開戦略、各種リスク対策等)について、中小企業が連携して改善・解決を目指すプロジェクトを支援します。
◎平成27年度事業の募集を開始しました◎
【支援対象者】中小企業組合(事業協同組合、商工組合、企業組合等)、一般社団法人、共同出資組織(LLC、LLP)、任意グループなど
【補助率】補助対象経費の10分の6以内
【応募受付期間】 平成27年 2月16日(月)~ 4月16日(木)
(1)第1次締切:平成27年 3月16日(月)【必着】
(2)第2次締切:平成27年 4月16日(木)【必着】
※第1次締切までに応募された案件で基準を満たしたものから順次採択して、予算枠に達した時点で終了します。
※本事業の詳細につきましては、全国中央会ホームページをご覧ください。
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/27katsuro-project.htm