広島県中小企業団体中央会

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平成26年度青年中央会海外研修を実施しました(ベトナム・ハノイ) 

2015-02-27

■開 催 日 時   平成27年2月7日(土)~10日(火)

■開 催 場 所   ベトナム・ハノイ

■参加者人数  15名

■内   容

第13回目となる今年度の海外研修は、ベトナム北部に位置する「ハノイ」を訪問しました。
ベトナムは中国を含めたASEAN諸国の中心に位置し、特にハノイにおいては中国華南エリアの玄関口として、近年、発展が続いています。安価な労働力だけではなく、親日的で穏やかな国民性が日系企業の安定操業の大きな礎となっており、今後の海外展開・ビジネスチャンスの拡大を図る上で魅力の溢れる国です。
ベトナム視察では、まずJETRO(日本貿易振興機構)ハノイ事務所を訪問し、川田所長より円安による対外投資の状況、対日・対中感情がビジネスへ与える影響や国内格差問題などについて説明を受け、参加者と意見交換を行いました。
続いて2006年(平成18年)ハノイに進出した美建ベトナム有限責任会社(生コンクリート・コンクリート二次製品の製造販売、従業員 105名、本社 広島県福山市)を訪問しました。高田社長より、ハノイでの投資許可取得から工場の立ち上げ、人材確保、販路開拓など、中小企業が海外進出する魅力や留意点について経験談をお聞かせいただき、合わせて工場内を視察しました。
最後に、住友商事株式会社が管理・運営する第一タンロン工業団地内のTOTOベトナム(便器、洗面器など衛生陶器の製造)を訪問。工場視察を行いながら、石川副社長に製造工程や独自の技術・人材育成等について説明を受けました。
ベトナムに進出している日系企業のハノイに対する満足度は非常に高い。本研修の参加者においては、海外事業展開において有望な投資先であることが、より一層実感したようでした。今後も青年中央会では、海外・県外の各方面への研修等を実施し、多様な連携を促進していく事としています。


■写   真



本研修に参加した組合青年部の皆様


海外展開について意見交換を行う(JETROハノイ事務所)


独自技術や社員教育等について学ぶ(TOTOベトナム)


ハノイ進出の経緯や魅力について語られる(美建ベトナム)