組合ニュース
【がんばってます!組合】中国醤油醸造協同組合 「よりよいものをより安く!」 中国醤油醸造協同組合の取り組み
2014-04-09
中国醤油醸造協同組合(理事長 川中 敬三)は昭和48年、中小企業の近代化を進める中小企業近代化促進法に基づき、高度化資金を活用し、広島県内70企業が集まり、設立された。 当組合では、醤油製造工程で最も手間のかかる醸造部門を共同化して、5種類、16品目の「生揚(きあげ)」と「純正醤油」を製造し、組合員に供給している。平成23年度には東広島市生産革新中小企業者表彰を受けるなど、県内でも有数な優良組合として活動されている。
現在、醤油製造は装置産業に切り替わってきており、大型で最新の設備をもち、安い単価で製造することができる業者との競争が激化している。一方、地元業者としては実際に醤油製造を経験した後継者が減少しており、今後特色のある醤油づくりが困難になるのではないかと危惧している。また、後継者のいない企業ではここ十数年以内にはかなりの廃業が出てくるのではないかとの心配がある。
当組合では、地元の良質な水と良質な大豆のみ使用し、大手メーカーと競争しうる上質な生揚を製造している。かつての醤油づくりは、麹を触り温度管理等を肌で感じて行っていたが、現在では衛生管理面からHACCPを導入している工場が増え、麹菌を触ることもなくなっている。技術の伝承という面では課題であるとともに寂しい想いもある。
國貞専務理事は「うすくち醤油は4~5ヶ月、こいくち醤油は半年かけて製品になるが、苦労して造った醤油も、現在では水よりも安いことがある。また将来的には海外から醤油を輸入する時代が来るかもしれない。皆さんにはおいしい県内産醤油を使って頂きたい。」と締めくくられた。
現在、醤油製造は装置産業に切り替わってきており、大型で最新の設備をもち、安い単価で製造することができる業者との競争が激化している。一方、地元業者としては実際に醤油製造を経験した後継者が減少しており、今後特色のある醤油づくりが困難になるのではないかと危惧している。また、後継者のいない企業ではここ十数年以内にはかなりの廃業が出てくるのではないかとの心配がある。
当組合では、地元の良質な水と良質な大豆のみ使用し、大手メーカーと競争しうる上質な生揚を製造している。かつての醤油づくりは、麹を触り温度管理等を肌で感じて行っていたが、現在では衛生管理面からHACCPを導入している工場が増え、麹菌を触ることもなくなっている。技術の伝承という面では課題であるとともに寂しい想いもある。
國貞専務理事は「うすくち醤油は4~5ヶ月、こいくち醤油は半年かけて製品になるが、苦労して造った醤油も、現在では水よりも安いことがある。また将来的には海外から醤油を輸入する時代が来るかもしれない。皆さんにはおいしい県内産醤油を使って頂きたい。」と締めくくられた。
中国醤油醸造協同組合
東広島市河内町中河内190-1 TEL(082)437-1215・FAX(082)437-1315
東広島市河内町中河内190-1 TEL(082)437-1215・FAX(082)437-1315