組合ニュース
【各地の組合活動】中国コーヒー商工組合青年部 企業間の垣根を越え、連携してオリジナルブレンドを開発~中国コーヒー商工組合青年部の取り組み~
2013-02-28
中国コーヒー商工組合(理事長 割方 寿祥)では、任意で活動していた後継者のグループを平成23年度に青年部として正式に立ち上げた。青年部では、以前からコーヒーの味を評価するカップテストやコーヒー豆輸入商社による相場研修会など、技術の向上や知識の習得などに取り組んでいた。青年部の立ち上げを機に、将来の組合幹部候補である青年部員のさらなる連携強化・資質向上と、厳しい競争にさらされている業界で生き残るため、組合オリジナルブレンドのコーヒー開発に取り組むこととした。
統一商品として製造・販売することを目指したため、青年部員各社の取り扱っているコーヒー豆と仕入れ先などの情報を持ち寄り、全員が取り扱えるコーヒー豆の種類を洗い出し、そのコーヒー豆を2種類以上使用したオリジナルブレンドの開発を行った。
通常、取り扱っているコーヒー豆の種類や、特に焙煎などのレシピは各社のノウハウであり、競争相手でもある他社と公開・共有されるものではない。しかしながら、地元中小のコーヒー豆の焙煎業者が生き残っていくためには地元ならではの商品を開発し、組合で連携してブランド化することが不可欠であるとの思いから、それまでの業界の常識を越えた取り組みとなった。
6名の青年部員各社が2種類程度のオリジナルレシピを開発し、2度のブラインドテストをとおして最も評価の高かったブレンドを、組合オリジナルコーヒーとして商品化することとなった。商品名を「希望の香り」と名付け、現在はパッケージデザインを検討中で、3月頃に発売する予定としている。
この取り組みを、1月24日に開催した「県知事を囲んでの集い」において、細野青年部長より事例発表した。発表後、湯﨑県知事は、「厳しい環境、競争に対して若い人たちが連携し、実際に新しいものを作ったことは非常にすばらしいことであり、まさに希望を感じました。これはまさにイノベーションであり、今後の課題はいかに売るかですが、そこでもイノベーションを起こしていただきたい。」とコメントされた。
懇親会では、青年部のメンバーが「希望の香り」を淹れ、湯﨑県知事や他の出席者に味わっていただく様子をマスコミのテレビカメラで取材されていた。
細野青年部長は、「今後も新たな商品開発を行い、広島のコーヒーとして認知されるよう取り組んでいきたい。」と抱負を語られた。
中国コーヒー商工組合青年部
広島市西区楠木町2丁目11-10-304 TEL(082)238-4839・FAX(082)881-6333
統一商品として製造・販売することを目指したため、青年部員各社の取り扱っているコーヒー豆と仕入れ先などの情報を持ち寄り、全員が取り扱えるコーヒー豆の種類を洗い出し、そのコーヒー豆を2種類以上使用したオリジナルブレンドの開発を行った。
通常、取り扱っているコーヒー豆の種類や、特に焙煎などのレシピは各社のノウハウであり、競争相手でもある他社と公開・共有されるものではない。しかしながら、地元中小のコーヒー豆の焙煎業者が生き残っていくためには地元ならではの商品を開発し、組合で連携してブランド化することが不可欠であるとの思いから、それまでの業界の常識を越えた取り組みとなった。
6名の青年部員各社が2種類程度のオリジナルレシピを開発し、2度のブラインドテストをとおして最も評価の高かったブレンドを、組合オリジナルコーヒーとして商品化することとなった。商品名を「希望の香り」と名付け、現在はパッケージデザインを検討中で、3月頃に発売する予定としている。
この取り組みを、1月24日に開催した「県知事を囲んでの集い」において、細野青年部長より事例発表した。発表後、湯﨑県知事は、「厳しい環境、競争に対して若い人たちが連携し、実際に新しいものを作ったことは非常にすばらしいことであり、まさに希望を感じました。これはまさにイノベーションであり、今後の課題はいかに売るかですが、そこでもイノベーションを起こしていただきたい。」とコメントされた。
懇親会では、青年部のメンバーが「希望の香り」を淹れ、湯﨑県知事や他の出席者に味わっていただく様子をマスコミのテレビカメラで取材されていた。
細野青年部長は、「今後も新たな商品開発を行い、広島のコーヒーとして認知されるよう取り組んでいきたい。」と抱負を語られた。
中国コーヒー商工組合青年部
広島市西区楠木町2丁目11-10-304 TEL(082)238-4839・FAX(082)881-6333