広島県中小企業団体中央会

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「広島県中小企業団体中央会創立60周年記念式典」を開催しました 

2016-03-16
■日  時  2月17日(水)

■場  所  ANAクラウンプラザホテル広島

■出 席 者  236名

■内  容

広島県中小企業団体中央会は、2月17日(水)、ANAクラウンプラザホテル広島にて「創立60周年記念式典」を開催しました。当日は、記念講演及び記念式典、記念祝宴を開催し、来賓及び表彰者、一般参加者等236名に出席いただきました。
記念式典ではまず、貝原副会長より開会挨拶が行われ、国家斉唱、物故者黙祷の後、伊藤会長から式辞がありました。

●伊藤会長式辞(一部抜粋)
「私ども中央会は、お陰をもちまして創立60周年を迎えることができました。これもひとえに、国・県をはじめとする関係機関、また会員の組合各位、関連する組合員企業の皆様のご支援、ご協力の賜であり、衷心より感謝申し上げます。これまでの60年を顧みますと、中小企業にとりましては幾多の変遷があり多くを語り得ませんが、経済成長期を経て、1990年代初めの、いわゆるバブル崩壊とその後十数年に及ぶ長期不況、2008年に起きたリーマン・ショックによる影響など、経営資源の乏しい中小企業にとりましては、まさに試練の連続でありました。こうした中で、私ども中央会の諸先輩は、協同組合等を通じて中小企業の力を結集し、持ち前の熱意と行動力で多くの難関を乗り切って参りました。団地組合の建設、振興組合による環境整備、各種共同事業の推進等、これまで築いてきた多くの実績は、まさに先人の汗と涙の結晶であり、中小企業の組織化とともに事業の共同化によって、県内中小企業の発展及び地域経済の振興に、いささかなりとも貢献できたものと確信しております。先人が築いた足跡をたどり、これまで中央会が果たしてきた役割を再認識するとともに、新たな時代に対応できる中央会を構築していくことが、私ども後輩の責務であると痛感しております。本会では、60周年を機に、基本業務である巡回指導・相談機能を一層充実させ、多様な組合ニーズに対応し、組合事業の活性化支援に邁進する所存であります。また、昨年度立ち上げた「ものづくり連携倶楽部ひろしま」により、新事業や販路開拓の実現に向けた取り組みや企業間交流の促進を図り、新たな連携体や新規組合設立に向けた支援を積極的に推進し、中小企業の経営力強化に取り組んで参りたいと考えております。時代に即した連携事業を推進する中小企業を支援・育成し、さらにその輪を広げて、広島県経済の活性化につなげていくことが、中央会に与えられた使命であると認識を新たにしているところであります。今後とも皆様の一層のご指導、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。」

伊藤会長の式辞の後、来賓としてご列席いただいた畑野浩朗中国経済産業局長及び湯﨑英彦広島県知事、松井一實広島市長、平田修己広島県議会議長、髙橋晴樹全国中小企業団体中央会専務理事、菊地慶幸商工組合中央金庫取締役常務執行役員より来賓を代表して祝辞をいただき、次いで、ご臨席いただいた来賓の紹介及び祝電披露を行いました。
その後、表彰授与式を執り行い、「中国経済産業局長表彰」1組合・1名、「広島県知事表彰」1組合・1名、「独立行政法人中小企業基盤整備機構理事長表彰」1組合、「全国中小企業団体中央会会長表彰」1組合・1名、「広島県中小企業団体中央会会長表彰」5組合・5名、「永年活動組合・広島県中小企業団体中央会会長表彰」22組合、「組合運営功労役員・広島県中小企業団体中央会会長表彰」76名、「事務局永年勤続職員・広島県中小企業団体中央会会長表彰」46名、総勢31組合・130名が表彰された。
なお、記念式典に先立ち、経済ジャーナリスト須田慎一郎氏をお招きして「日本経済と中小企業の展望」と題した記念講演を開催し、出席した会員組合及び中小企業経営者等を激励していただきました。
記念式典終了後は、会場を移して記念祝宴を開催し、福井副会長より主催者挨拶を行った後、廣田亨広島商工会議所副会頭及び金田一弘雄日本銀行広島支店長より来賓挨拶があり、永田雅紀広島市議会議長より乾杯の発声がありました。記念祝宴には、国会議員を始め、国及び県、市、行政関係団体、関係金融機関の方々など多数のご来賓と表彰者、講演・式典出席者が懇親を深め、和やかな雰囲気の中、盛会裏に閉宴となり、全日程を終了しました。



60周年という節目を迎え式辞を述べる伊藤会長


60周年式典会場の様子


広島県知事表彰を受け取る被表彰者