広島県中小企業団体中央会

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ものづくり連携倶楽部ひろしま

「ものづくり連携倶楽部ひろしま講演・企業交流会 in 福山」を開催しました 

2015-10-20
■開催日  平成27年9月29日(火)

■開催場所  福山ニューキャッスルホテル

■参加人数 97名

■内容
広島県中央会では、9月29日、福山ニューキャッスルホテルにて、県内ものづくり中小企業の連携による商品・新事業創出、販路開拓等、経営の競争力強化を目的として、「ものづくり連携倶楽部ひろしま講演・企業交流会」を開催し、県内の中小企業72名及び支援機関25名が参加されました。
第1部の講演では、「オンリーワンのものづくり」と題して、公益財団法人ひろしま産業振興機構研究開発支援センター産学官コーディネーター滝口隆久氏より、三洋電機コンシューマーエレクトロニクス株式会社副統括部長時代に、世界初の米からパンを作る「GOPAN」を開発した経験に基づいて、潜在ニーズを満たすオンリーワンアイデア商品開発の取り組みポイントについて講演が行われました。
講演で滝口氏は、「オンリーワンの商品を開発するには、ベネフィット(真の欲求)を満足させるアイデアを、柔軟な発想かつ様々な視点で創造・創出していかなくてはならない。コンセプトを明確にし、技術者、デザイナー、企画者がベクトルを合わせてアイデアを創造することがとても大事である。「オンリーワン商品を開発したい」という強い思い、情熱、粘り強さを大切にし、開発マネージャーは強いリーダーシップを発揮していく必要がある。」と述べられ、中小企業経営者に対して熱いエールを送られました。第2部の事例発表では、県内中小企業で先進的な取り組みを行っている株式会社タテイシ広美社取締役営業部長立石良典氏、株式会社システムフレンド代表取締役岡本敏秀氏、オオアサ電子株式会社代表取締役長田克司氏の3者から事業紹介及び企業間連携の提案が行われた。第3部では、県内中小企業経営者に向けて、広島県商工労働局、公益財団法人ひろしま産業振興機構、広島県中央会より、中小企業支援施策について情報提供が行われました。
講演終了後は企業交流会が開かれ、先進的な技術を持つ県内中小企業のトップ同士と支援機関が盛んに名刺交換を行っていました。日頃接点のない異業種企業が一同に会して、互いの事業や技術について紹介し合う場面が数多く見られ、盛会裏に全日程を終了しました。後日、出席者同士で新規事業の交流が生まれ、また、支援機関同士が情報交換し横の連携を築くなど、新たな連携構築へとつながる成果も見られました。広島県中央会では、今後も「ものづくり」を中心とした企業間連携がすすむよう、積極的に交流の場を提供し、新規ビジネスの参考となる事例紹介・情報提供を行っていくことで一歩先を目指す企業へ支援を続けていくこととしています。


伊藤広島県中央会会長挨拶


第2回目は福山ニューキャッスルホテルで開催


公益財団法人ひろしま産業振興機構研究開発支援センター
産学官コーディネーター滝口隆久氏


事例発表の様子


第2部では3社からの事例発表が行われた

株式会社タテイシ広美社 取締役営業部長 立石良典氏


株式会社システムフレンド 代表取締役 岡本敏秀氏


オオアサ電子株式会社 代表取締役 長田克司氏


福山市で初開催の交流会は盛況となった