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組合ニュース

【各地の組合活動】福山市商店街振興組合連合会 「第2回まちゼミ福山」を開催 

2014-11-10
 去る10月1日(水)〜11月16日(日)、福山市商店街振興組合連合会(理事長 髙田 健司)では、「第2回まちゼミ福山」を開催しました。
〝まちゼミ〞とは、少人数の参加者のもと、各店舗の店主等が講師となり、その専門的な技術や知識を参加者に伝えるゼミナールです。顧客に店舗を知ってもらう機会を創出し、商店街の魅力を〝まちゼミ〞を通してアピールします。この度の実施にあたっては、〝まちゼミ〞の先駆けである愛知県岡崎市より、岡崎まちゼミの会代表の松井洋一郎氏を招聘し、研修会の開催や他地区の事例研究等の準備を行ってきました。今回は、組合員25店舗にて、「食事」「学ぶ」「美容」「作る」の4つのカテゴリーで様々な講座が開かれ、調度品店が行う生け花講座、酒店開催の利き酒体験、化粧品店が行うスキンケア講座など大変注目を集めるイベントとなっています。
今回開催された講座の1つ、『切れない庖丁が蘇る!「砥石で研ぐ」講座』では、参加者が日々使用している庖丁を持参し、砥石を使用した庖丁研ぎを体験しました。砥石の種類や研ぐ際の注意事項、刃の状態にあった研ぎ方などの説明を受けたのち、店主の指導を受けながら庖丁研ぎを行った参加者らは、研いた後の庖丁の切れ味の変化に驚きの声を上げていました。
〝まちゼミ〞を開催した店舗は、講座を通してお客様の生の声(ニーズ)を直接聞くことで消費者の好みや趣向などにふれることができるというメリットがあり、この度参加した店舗からも「参加者との出会いや参加者同士のコミュニケーションを図ることができ、体験型の講座を通して参加者が自分でつくる喜びを知ってもらう事ができた」等の声がありました。
髙田理事長は「まちゼミを通して店の雰囲気や接客を体験してもらい各店の魅力にふれてほしい。店舗のみならず商店街に行く楽しみを知ってもらいたい。また、各店の商店街の活動への参加のきっかけになれば」と語られました。今後も継続した開催を予定しており、次回は2月開催の予定としています。


店頭に貼られたポスター


酒店による利き酒体験


刃物店による庖丁研ぎ講座


調度品による生け花講座