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組合ニュース

【がんばってます!組合】福山管工事業協同組合 組合員の労働災害撲滅に向けた現場安全管理体制の強化 

2013-08-06

 福山管工事協同組合(代表理事 中根 洋一)は、昭和22年5月 福山市の水道復旧の目的のため8社で結成された指定水道工事店組合が始まりであり、昭和27年11月福山管工事協同組合として法人化した。結成当初8社だった組合員は、現在51社となり規模、役割も大きく成長している。発足以来、組合の相互扶助の精神のもと、工事資材の一括購入・提供による資材の安定供給や、各種検定試験の連絡業務、関係機関事務業務受託などを通し、組合の円滑な発展に寄与している。
 上記業務の発展のため様々な活動を展開しているのが、理事会を中心とした各種委員会である。

企画経営委員会
 組合員の情報支援と相互扶助の推進、建設雇用改善推進助成金事業に関する事項、講習会及び研修会に関する事項など
総務委員会
 組合の運営や広報活動、福利厚生、親睦行事に関する事項、資格取得の推進や組合ホームページの管理など
事業委員会
 工事資材の共同購入や販売に関する事項、設計施工技術及び安全対策の推進など

 これまで各委員会の中で「安全衛生」についても独自の取り組みが行われてきたが、これから活動を進める上で大きな転機となったのが、平成22年11月安全対策検討委員会の新規立ち上げである。
 同委員会の立ち上げに当たって中心的役割を担った今川重信専務理事は、「組合員の施工現場において重篤な労働災害が発生したことが大きな契機でした。『施工現場における安全衛生対策を見直し、労働災害の再発防止に向けた体制を確立しなければ』と考えました」と語るように、同委員会においては、発足以降、安全衛生管理計画の作成、安全衛生に関する図書の配布、安全衛生に関する講習(研修)会の開催などの活動を定期的に行っている。なお、施工現場における安全意識の向上と労働災害の減少により、現在は、事業委員会がその役割を担っている。
 今川専務理事は、「私は以前、発注側の機関にいたこともあり、発注者の立場から安全に取り組むことの重要性も強く認識しております。私どもの現場から労働災害を無くすためには、発注者そして請負事業者の双方が一体となり、労働災害の撲滅に向けた安全管理体制の強化を図り、だれもが安心して働くことのできる安全な職場環境の充実に取り組んでいきたい」と語った。

 

福山管工事協同組合
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