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組合ニュース

【がんばってます!組合】協同組合福山金属工業センター スラッジを再資源化した環境負担低減への取り組み 

2014-02-07
 協同組合福山金属工業センター(代表理事 柿原邦博)は、昭和49年11月公害防止を目的に市内に散在していたメッキ関連企業が集まり、工業団地組合を設立したのが始まりである。
 昭和51年第1次共同排水処理施設の設置、平成5年第2次共同排水施設の設置及び平成13年ISO14001認証取得など、発足以来、経済環境の変化に即応した環境保全活動の推進を行っている。
 当組合の主たる事業である、「共同排水処理」の過程で生じるスラッジ(有価金属を含んだ固体)をこれまでは、全て埋め立て処分してきた。しかし、昨今の地球環境保護に対する意識の高まりから、循環型社会への適応の取り組みを行う必要がある。また、近年の処分費用の高騰などの理由から、広島県立総合技術研究所東部工業技術センターや広島大学などとともに、廃水処理工程でニッケルと銅成分を含有しているめっき排水に水酸化ナトリウムと凝集剤を投入し、沈殿槽で有価金属含有スラッジとして分離回収する「アルカリ凝集沈殿処理法」を開発した。
 その結果、スラッジの1/3をリサイクル可能にした、経済的かつ環境に配慮した排水処理ラインを確立した。
 中司事務局長は、「平成25年度は、スラッジ430tの内、140t分をリサイクル化する計画です。このスラッジの中には、ニッケル30%程度、銅10%程度を含んでおり、フィルタープレスで脱水処理し、専門業者へ販売します。このことにより、スラッジの年間排出量を約30%削減するため、埋め立て処分費用も30%削減できる。今後も経済環境の変化に即応した事業展開に努めたい。」と語った。


協同組合福山金属工業センター
  福山市箕沖町99-2 TEL・FAX(084)953-5270